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鳴かぬなら・・・

鏡島校 加藤 健吾

歴史の教科書に、こんな歌が載っていました。
「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」

みなさんも知っての通り。
これは戦国時代の三大武将、織田信長の性格を表した歌でした。

他にも、
「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」(豊臣秀吉)
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」(徳川家康)
という歌がありましたよね。



しかしそもそも、なぜホトトギスなのかという疑問をみなさんは持ったことがありますか?

実はこれは、重大なお話が背景にあっての歌なんです。




とある将軍様が、ある春の日に「ホトトギスの鳴く声が聞きたい」とワガママを言ったことがありました。

当時は戦国時代。将軍様の言うことは絶対だった時代です。

家来の一人がホトトギスを用意したまでは良かったのですが、

肝心のホトトギスが将軍様の前でいっこうに鳴かず、

その家来は将軍様のお叱りを受けるハメになってしまいました。



怒った将軍様が、今度は別の家来に命令をします。


「ホトトギスの鳴く声を聞かせよ」と。


どうにも困り果てた家来たちが、もしも三大武将に相談したなら、どんな答えが返ってくるのか?



それを歌ったのが、先の「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」だったのです。



こういう話を知ってからあらためて歌を見てみると、

いかにこの三大将軍が的外れな解答を出しているのかが分かりますね。





「鳴かぬなら もっと持ってこい ホトトギス」



僕が武将だったら、こんな歌を作って家来たちにアドバイスしたはずです。

字余り? いやいや、内容が大事なんですよ(汗)


ホトトギスを一羽しか用意しなかったなら、

その一羽が鳴くかどうかでの話になってしまいます。



しかしホトトギスをたくさん用意したならどうでしょう?

例えば百羽のホトトギス。その中の一羽でも鳴けば、

将軍様の命令を達成することができるのですから、

お叱りを受ける可能性はぐんと減らせるはずです。



納得していただけました?



量が重要!

これは数学でも同じこと。

とにかく数をこなしていくことで、計算力や思考力は高まっていきます。

試験当日、見たことのある問題に当たる可能性も増えていきます。

定期テストや試合の前には、たくさん練習をしますよね?



鏡島校では授業内の「解く時間」を大切にしています。


それは、みんなの数学力をつけていく上でとても大事なことだからです。


さあ!! いよいよ中間テストがやってきます。


学力が高まっていく僕の授業に


みんな、ついて来い!!

ケイセツゼミナール at 2013.5.21 0:00│comments (0)│trackback (x)│





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