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K少年のテスト勉強記

柳津校 加藤 健吾

こんにちは! 柳津校の加藤です。
今回は、勉強の参考になればとの思いから、
とある“Kくん”が中学1年生だったときの話をしようと思います。

Kくんの通う中学校も前後期制だったため、最初のテストは前期中間テストでした。目標点は5科目で400点に設定したようです。
自分の部屋の壁に「めざせ400点」と書いた紙を貼っていたようで、一生懸命勉強していました。(やる気が感じられて、大変すばらしい)
結果は・・・見事目標達成の427点!


次は前期期末テストがやってきます。
次の目標も5科目で400点のようです。
しかし、前期中間の頃とは打って変わってちっとも勉強せず、夏休みに教科書をザラ読みしただけでテストに臨んでしまいました。
結果は・・・目標にわずかに届かず398点。


そこでKくんの中で、こんな考えが持ち上がってきました。
前期の中間テストは一生懸命勉強したから目標が達成できた。
前期の期末テストは全然勉強していないのに400点近く取れた。
じゃあ次の後期中間テストは“ほんのちょっと、あと2点分だけ”勉強すればいいんだ、と。


なるべく勉強せずに、楽することばかり考えていたようです。
結果はなんと、100点以上の大幅ダウン!!
当然、親にも怒られて、ここから猛烈な追い上げ勉強をすることになります。


では、ここで問題です。
K少年の勉強に対する考え方の、一体何がいけなかったんでしょうか。


【「勉強しない」はありえない】
当たり前のことですが、2学期期末テストに向かうときに、全然勉強しなかったことが大きな反省点ですよね。2学期の段階でつまずいてしまったので、3学期に大きく点数を落とすことになったのは容易に想像がつきます。

【目標設定が低すぎる】
1学期の段階で、Kくんは目標の400点はクリアしていました。
それにも関わらず、全く同じ目標を立てているのでは、勉強に対する危機感が出てこないですよね。勉強だけのことではなく、目標設定はモチベーションを保つ上で非常に大切で、高すぎても低すぎてもいけません。

【一緒に勉強をしてくれる仲間がいなかった】
Kくんの勉強に対する考え方は、常に自分の中だけで完結していました。ライバルと点数を競い合ったり、自分以上に勉強に頑張っている仲間を見つけたりすることができていれば、“ほんのちょっとだけ勉強すればいい”なんていう甘い考えは出てこなかったと思います。


苦い失敗を経験したKくんがその後どうなったのか。
もちろん遅れてしまった勉強内容を挽回していくために、猛烈に努力をしていくことになります。
“Kくん”はその後、“K雪ゼミナール柳津校”という学習塾で、数学や理科を教えている“K先生”になりました。
子どもたちに勉強を教えながら、勉強に対するマインドアップも行っています。
お盆明けから、柳津校では前期期末テストの対策授業に入っていきます。

夏休みの途中からでも、ケイセツでは夏期講習会に参加していただくことができます。
講習会の費用も日にちによって決まるため、損がありません。
問題の難易度に左右されない、本当の実力をつけさせます。
ぜひケイセツの夏期講習会に参加してください。

WEBからのお問い合わせは こちらから
お電話でのお問い合わせは 0120-06-4010へ

ちなみにK君とは、わたくし柳津校の“加藤”のことです。


ケイセツゼミナール at 2021.8.9 10:50│comments (0)│trackback (x)│





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