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封印ボックス

柳津校 加藤 健吾

『その箱は、入試直前まで決して開かれることはありません。
一人、また一人と箱に入れていきます・・・
日を追うごとにその箱は、合格への思いで満たされていきます。
今日も一人、封印の儀式を行いました・・・』

こんにちは、柳津校の加藤です。
今日は柳津校にある「封印ボックス」について書こうと思います。
きっかけは、あるお母さんからの「こっそりメール」でした。

受験生にもなって、未だに学校や塾のお友達とLINEばかりしている。
勉強が手についていない様子なので、何とかしてほしい・・・。

そんなご相談でした。
少し調べを入れてみると、どうやら同じ中学校で受験生たちがLINEのグループで話をしているとのこと。スマホやLINEをめぐって、親子でケンカになってしまうこともあるよう。
「もうスマホはお母さんに預けたら?」と私が尋ねると、
「だって、学校のお友達みんなやっとるもん」という始末。困ったものでした。

私も考えました。
一晩考えて、ひらめいたんです!
それなら、柳津校の受験生全員が「いっせ~の~で!」でスマホを封印すればよいのでは?
柳津校で盛大に、スマホ封印の儀式をしよう!としました。
最初は、「え~・・・」と言っていた子も、
「みんなが封印するのなら・・・」ということで徐々に封印の雰囲気が広がっていきます。

私がプラスチックの箱を買ってきて、そこにみんなのスマホを集めようということになりました。
最初の一人が持って来て、
「ピンポンパンポーン! 今日は○○さんが、スマホを封印しました!この大きな決意で、志望校にまた一歩近づいたでしょう!」とみんなに発表します。
それを聞いて、一人・・・また一人・・・と封印ボックスへ自分のスマホを入れていきます。
入れながら、「俺は絶対加納に受かる!」と決意を声にしたり、
「○○ちゃん、一緒に頑張ろうね!」と友達同士で声をかけあったり、
雰囲気がガラリと変わったように感じました。

そうして今日で9台目。
「じゃあ、ガムテープで蓋をするぞ!」
みんなの大きな決意とともに、箱は封印されました。

お母さんからの「こっそりメール」にて、
「少しずつ勉強時間が増えてきたように感じます」
「自習室に行くようになりました」
「スマホがずっと気になっていたので、助かりました」というお声をいただきました。
(お子さん方のスマホは、秘密の場所で鍵をかけて、大切に保管いたしますね)

受験勉強において、こんな言葉があります。
「テレビを見ないと決めたら、それで勉強の半分は成功している」
決戦の冬。冬期講習会。
準備は万端、あとはやるだけだ。

柳津校全員合格の夢に向かって、突き進んでいきます!

ケイセツゼミナール at 2019.11.26 11:10│comments (0)│trackback (x)│





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