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サンタクロース
布袋校 黒田 元成
こんにちは!布袋校の黒田です。いよいよ12月ですね~。毎年この時期になると中学校1年生の時の12月8日に、その年の初雪が降ったことを何故か思い出します。
不思議な1日ですよね。他の年の初雪なんて覚えていないのに、中学1年生の時だけ、やけに覚えているのです。さらに普段使わない生徒手帳に「初雪」って書いたことも覚えているのです。あの時の私にとって、それは特別な1日だったんでしょうね。
さて、前置きはこのくらいにして、12月と言えば、誰が何と言おうがクリスマスです。クリスマスと言えば誰が何と言おうが、サンタクロースなのです。ということで、今日はサンタクロースの話がしたいと思います。
少年時代の私は夢見がちな男の子でした。タイムマシーンに乗ろうと、自分の机に足をつっこんだことも何度もあります。
ダンゴムシをモミモミしているとパーマングッズが出てくるって思い、そのダンゴムシを探し回ったしもしていました。もちろん、赤胴真空切りや、かめはめ波の練習だってしていました。だからと言っては何ですが、そんな私ですからサンタクロースの存在を小学校4年生くらいまで信じていました。
友人が何と言おうが、「サンタクロースは絶対にいる!」そう言ってはばからない少年でした。そんな私も、ただ1度だけ、サンタクロースがいないのかも?って思った時があります。それは小学4年生のクリスマスイブのことでした。その年の12月になると同時に父親がサンタクロースに欲しいプレゼントを伝えてくれると言うので、サンタクロースへの手紙を書いて父親に託した私は、クリスマスイブの夜を心待ちにしていました。
そして、いよいよクリスマスイブの夜です。
私は夕ご飯を食べ、スイカを食べ(当時ケーキが嫌いでしたので、ケーキの代わりに黒田家はスイカでした)、夜のテレビを観た後でそろそろかな?と、サンタクロースを待つ準備に入ったのです。
我が家には煙突がなかったため、サンタクロースが入ってくるとしたら、間違いなく2階の窓だろうって思っていました。その2階の窓の外には瓦屋根があって、良い感じにソリも止められます。まだかな、まだかなって思いながら寒い冬の空を窓も全開にして見上げていました。
そうして2時間くらいは経ったでしょうか。
私はある不安を覚えました。
今年はサンタクロースは来てくれないかもしれない、いや、もしかしたら、サンタクロースはいないんじゃないだろうか?4年生にはもう見えなくなっちゃったんじゃないだろうか?友人には「サンタクロースはいるもん」って言いながら1度だけ疑ったことがあったから、それが知れてしまって、もう来てくれないんじゃないだろうか?様々な不安が頭をよぎりました。そんなことを考えていたところ、母親が「もういい加減に風邪をひくから寝なさい。サンタクロースが来たら起こしてあげるから。」って言うのです。
私は反論しました。
「でも、サンタクロースは子どもにしか見えないんだよ。来たって分からないじゃない?」そう言うと母親は、少し微笑みながら、「大丈夫、サンタさんが来た時には窓が開くから見えなくてもわかるの。」って言うのです。
それもそうだなと納得した私は「うん、分かった。来たら絶対に起こしてね。」そう言って布団に入った私は気付くと不快眠りに入っていました。
それから何時間くらい眠ったのでしょうか?外が明るくなってきたのを感じて、私は飛び起きました。それと同時に私の枕元にプレゼントがあるのを発見したのです。
やっぱり来てくれた!と喜ぶと同時に、どうして起こしてくれなかったの?って母親に怒ったのを覚えています。けど、来てくれたことが嬉しくて、そんなことはどうでも良くなりました。やっぱりサンタクロースはいたんだ、良かった!プレゼントを持って走り回って喜んでいた小学4年生のクリスマスでした。
けれど、サンタクロースが来てくれたのは、その年が最後でした。小学校5年生になった私はサンタクロースの存在が少なからず理解できたので、来てくれなくなったことも納得がいきました。それでも、少なからず寂しく感じたことを今でも覚えています。
そして今では、当時の私と同じように小学校2年生の娘が同じことを考えているようです。毎年この時期になるとこんな質問を私にしてきます。
「ねえ、パパ、サンタクロースはどこに住んでるの?お友達からサンタクロースはパパだって聞いたんだけど、本当?」ってね。私は昔の自分を思い出しながら、こう答えました。「サンタクロースは、彼を信じる人の心の中に住んでいるんだよ。だから、〇〇がサンタクロースがいるって信じていたら、彼は〇〇の心の中にいつまでもいてくれるの。そして、〇〇が良い子だったら、クリスマスイブの夜にプレゼントを持って空から飛んできてくれるからね。パパも小さい頃、サンタクロースはいるってずっと信じていたから、ちゃんと毎年サンタさんは来てくれたんだよ」と。
サンタクロースは「幸せ」に似ている気がします。
「幸せ」はそれを感じられる人の心の中にだけ存在するものです。このブログを読んでいる塾生は、また私が変なことを言っているなって思うかもしれませんが、これだけは譲れません(笑)サンタクロースも、幸せも、どちらもそれを信じる人、感じる人の心の中にだけ存在するものなのです。わがままを言っても良い、駄々をこねたって良い、けど、私の生徒たちには真っ直ぐに育って欲しいなってずっとずっと昔からそう思っています。そうしたら、自然とみなさんの周りには真っ直ぐで心のキレイな仲間たちが集まってくると私は信じているからです。もうすぐ今年も終わりです。今年の悪かったことは来年に生かして、今よりも成長した自分になろうね。私自身も新たな気持ちで新年を迎えようと思っています。きっと今日より明日の方が良いことがある。今年より来年の方が良いことがあるよ。これからも一緒に頑張っていこうね!
不思議な1日ですよね。他の年の初雪なんて覚えていないのに、中学1年生の時だけ、やけに覚えているのです。さらに普段使わない生徒手帳に「初雪」って書いたことも覚えているのです。あの時の私にとって、それは特別な1日だったんでしょうね。
さて、前置きはこのくらいにして、12月と言えば、誰が何と言おうがクリスマスです。クリスマスと言えば誰が何と言おうが、サンタクロースなのです。ということで、今日はサンタクロースの話がしたいと思います。
少年時代の私は夢見がちな男の子でした。タイムマシーンに乗ろうと、自分の机に足をつっこんだことも何度もあります。
ダンゴムシをモミモミしているとパーマングッズが出てくるって思い、そのダンゴムシを探し回ったしもしていました。もちろん、赤胴真空切りや、かめはめ波の練習だってしていました。だからと言っては何ですが、そんな私ですからサンタクロースの存在を小学校4年生くらいまで信じていました。
友人が何と言おうが、「サンタクロースは絶対にいる!」そう言ってはばからない少年でした。そんな私も、ただ1度だけ、サンタクロースがいないのかも?って思った時があります。それは小学4年生のクリスマスイブのことでした。その年の12月になると同時に父親がサンタクロースに欲しいプレゼントを伝えてくれると言うので、サンタクロースへの手紙を書いて父親に託した私は、クリスマスイブの夜を心待ちにしていました。
そして、いよいよクリスマスイブの夜です。
私は夕ご飯を食べ、スイカを食べ(当時ケーキが嫌いでしたので、ケーキの代わりに黒田家はスイカでした)、夜のテレビを観た後でそろそろかな?と、サンタクロースを待つ準備に入ったのです。
我が家には煙突がなかったため、サンタクロースが入ってくるとしたら、間違いなく2階の窓だろうって思っていました。その2階の窓の外には瓦屋根があって、良い感じにソリも止められます。まだかな、まだかなって思いながら寒い冬の空を窓も全開にして見上げていました。
そうして2時間くらいは経ったでしょうか。
私はある不安を覚えました。
今年はサンタクロースは来てくれないかもしれない、いや、もしかしたら、サンタクロースはいないんじゃないだろうか?4年生にはもう見えなくなっちゃったんじゃないだろうか?友人には「サンタクロースはいるもん」って言いながら1度だけ疑ったことがあったから、それが知れてしまって、もう来てくれないんじゃないだろうか?様々な不安が頭をよぎりました。そんなことを考えていたところ、母親が「もういい加減に風邪をひくから寝なさい。サンタクロースが来たら起こしてあげるから。」って言うのです。
私は反論しました。
「でも、サンタクロースは子どもにしか見えないんだよ。来たって分からないじゃない?」そう言うと母親は、少し微笑みながら、「大丈夫、サンタさんが来た時には窓が開くから見えなくてもわかるの。」って言うのです。
それもそうだなと納得した私は「うん、分かった。来たら絶対に起こしてね。」そう言って布団に入った私は気付くと不快眠りに入っていました。
それから何時間くらい眠ったのでしょうか?外が明るくなってきたのを感じて、私は飛び起きました。それと同時に私の枕元にプレゼントがあるのを発見したのです。
やっぱり来てくれた!と喜ぶと同時に、どうして起こしてくれなかったの?って母親に怒ったのを覚えています。けど、来てくれたことが嬉しくて、そんなことはどうでも良くなりました。やっぱりサンタクロースはいたんだ、良かった!プレゼントを持って走り回って喜んでいた小学4年生のクリスマスでした。
けれど、サンタクロースが来てくれたのは、その年が最後でした。小学校5年生になった私はサンタクロースの存在が少なからず理解できたので、来てくれなくなったことも納得がいきました。それでも、少なからず寂しく感じたことを今でも覚えています。
そして今では、当時の私と同じように小学校2年生の娘が同じことを考えているようです。毎年この時期になるとこんな質問を私にしてきます。
「ねえ、パパ、サンタクロースはどこに住んでるの?お友達からサンタクロースはパパだって聞いたんだけど、本当?」ってね。私は昔の自分を思い出しながら、こう答えました。「サンタクロースは、彼を信じる人の心の中に住んでいるんだよ。だから、〇〇がサンタクロースがいるって信じていたら、彼は〇〇の心の中にいつまでもいてくれるの。そして、〇〇が良い子だったら、クリスマスイブの夜にプレゼントを持って空から飛んできてくれるからね。パパも小さい頃、サンタクロースはいるってずっと信じていたから、ちゃんと毎年サンタさんは来てくれたんだよ」と。
サンタクロースは「幸せ」に似ている気がします。
「幸せ」はそれを感じられる人の心の中にだけ存在するものです。このブログを読んでいる塾生は、また私が変なことを言っているなって思うかもしれませんが、これだけは譲れません(笑)サンタクロースも、幸せも、どちらもそれを信じる人、感じる人の心の中にだけ存在するものなのです。わがままを言っても良い、駄々をこねたって良い、けど、私の生徒たちには真っ直ぐに育って欲しいなってずっとずっと昔からそう思っています。そうしたら、自然とみなさんの周りには真っ直ぐで心のキレイな仲間たちが集まってくると私は信じているからです。もうすぐ今年も終わりです。今年の悪かったことは来年に生かして、今よりも成長した自分になろうね。私自身も新たな気持ちで新年を迎えようと思っています。きっと今日より明日の方が良いことがある。今年より来年の方が良いことがあるよ。これからも一緒に頑張っていこうね!
ケイセツゼミナール at 2018.12.3 11:22│comments (0)│trackback (x)│
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