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共通テスト、どう変わる?

則武校 舩橋巧

こんにちは。
ブログではお久しぶりです。

去る1/13(土)・1/14(日)の2日間、大学入学共通テストが実施されました。
来年度からは新課程となり、さらに変革が進むのですが、今年の問題の中に、今後の変化の片鱗がありました。
この場を借りて、紹介させてください。

志望大学受験も螢雪ゼミナールへ 大学共通テスト、どう変わる
上の写真は、今年の共通テスト 英語リーディングにあったものです。校舎の掲示用に、多少の加筆を加えていますが、下線を引いた「original examples(独自の例)」に注目してください。
original(独自の)とあるように、本文に正解がバッチリと書かれているわけではありません。本文に書かれている用語の説明・定義と照らし合わせて、どれが適切かを選ぶ必要があります。

こういった「抽象的な内容を具体例に落とし込む」問題は、今回の共通テストが初めてです。また、来年度以降の共通テストに関連すると、試作問題として「授業中における生徒のスマートフォン使用に対して反対する意見文を作成する」という活動の流れに沿って、使える意見・根拠の選別や、実際の意見文の概要を作成する、といった問題が出ています。
これらの問題で、共通テストはどんな力を測ろうとしているのでしょうか。少なくとも、本文を読むだけで答えが分かる問題ではないので、「英文が正しく読めるか」という力だけが問われているわけではなさそうです。

よく分析すると、これらの問題では「英文が正しく読めることを前提として、その内容を理解し、別の言葉で表現しなおす力」が問われています。ここで大事なことは2点あります。1つ目は、「別の言葉で表現しなおす」という、「書く力」が測られるようになったことです。英語学習における様々な場面を切り取って問題が作られるため、「書く」という活動を切り取って出題がされている、ということです。
2つ目は、英文が正しく読めることは「前提」ということです。言い方を変えると、「英文が読める」状態でなければ、共通テスト対策のスタートラインにすら立っていません。
しかし、厄介なことが1つあります。「英文の読み方」を真正面から学校で扱ってくれることはほとんどありません。実際、私の高校生時代を振り返っても、英語の読解(今でいうコミュニケーション英語)の授業では、本文の表現解説が中心で、読み方を聞いた記憶が一切ありません。だからこそ、ケイセツでは読み方を教え、徹底的に演習することで身につける、という流れを作っています。

大学入試への前準備は、かなり早期から始めていく必要がでています。だからこそ、早くから志望校を決め、早くから対策を始めていくことが合格のカギ!
志望校で悩んでいる人、志望校は決まったけど何をやればいいか悩んでいる人、そんな悩みを、ぜひケイセツにぶつけてください。解決のサポートを、全力でしていきます!


ケイセツゼミナール at 2024.1.30 11:31│comments (0)│trackback (x)│





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